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外為12時 円、続伸し120円台前半 株安で上昇に転じる

14日午前の東京外国為替市場で円相場は続伸した。12時時点では1ドル=120円42~45銭と、前週末17時時点に比べ14銭の円高・ドル安水準で推移している。日経平均株価が高く始まったものの、その後下げ幅を100円前後に広げたことで投資家心理が悪化し、低リスク通貨とされる円に買いが入った。市場では「日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを週内に控え、円の安値では利益確定や持ち高調整の円買い・ドル売りが入った」(国内銀行)との見方もあった。


朝方の円は株高が重荷になり、反落で始まったが、次第に円買いの勢いが強まり、前週末比で上昇に転じた。


9~12時の円の高値は120円44銭近辺、安値は120円80銭近辺で、値幅は36銭程度だった。


円は対ユーロで6日続落した。12時時点では1ユーロ=136円60~64銭と同54銭の円安・ユーロ高水準で推移している。株高で円売りが優勢になる場面で、一時137円05銭近辺と、8月26日以来およそ2週間ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。ただ、円が対ドルで上げに転じたため、円の対ユーロ相場も下げ渋った。


ユーロは対ドルで3日続伸した。12時時点では1ユーロ=1.1341~44ドルと同0.0056ドルのユーロ高・ドル安水準で推移している。前週末のニューヨーク市場で持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが優勢だった流れを引き継いだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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