【ワシントン=吉野直也】米CNNテレビは20日、来年の米大統領選に向けた16日の第2回共和党テレビ討論会後の世論調査結果を発表した。不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が支持率24%で首位を保ったものの、9月上旬に比べ8ポイント低下した。一方、女性候補カーリー・フィオリーナ氏(61)は12ポイント増の15%で2位に急浮上した。
16日の討論会について、米メディアの多くはヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)フィオリーナ氏を勝者、トランプ氏を敗者と位置づけていた。
3位は元神経外科医ベン・カーソン氏(64)14%、次いでマルコ・ルビオ上院議員(44)11%、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)9%の順だった。ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)は1%以下に落ち込んだ。
CNNが主催した16日の討論会は約2300万人が視聴した。