日立国際電気は26日、2015年4~9月期の配当(中間配当)を従来予想から4円積み増し、前年同期比8円増の14円にすると発表した。韓国メーカー向けを中心に半導体製造装置の販売が好調だった。国内の自治体向け防災無線システムも堅調に推移した。
4~9月期の連結純利益(国際会計基準)は前年同期比84%増の77億円、売上高は23%増の909億円だった。韓国・サムスン電子などが半導体の電子回路を何層にも積み重ねる3次元技術への投資を本格化し、半導体製造装置の販売が拡大した。納入済み装置向けの修理事業も伸びた。