タカタ(7312)は4日、エアバッグの欠陥問題で米運輸省・高速道路交通安全局(NHTSA)からの制裁金支払いに同意し、2015年4~9月期に85億円の特別損失を計上すると発表した。
タカタの米子会社がエアバッグの欠陥で適切なリコール(無償の回収・修理)や当局への情報開示を怠ったとしてNHTSAからの同意指令の中で7000万ドル(約85億円)の民事制裁金支払いなどを命じられていた。またタカタはNHTSAの同意指令にある改善処置などの一定の義務を怠った場合に別途最大1億3000万ドル(約156億円)の民事制裁金を支払うことにも同意している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕