菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で、国産ジェット旅客機「MRJ」の試験機の初飛行について「日本の航空機産業の新たな時代の幕開けで大変喜ばしい」と述べた。「1号機の納入に向け開発が着実に進むように期待し、プロジェクトの成功に向けて官民挙げてしっかり取り組んでいきたい」とも語った。
林幹雄経済産業相は「航空機産業は部品点数が多く裾野が広いことに加え、付加価値が高く、技術波及効果が大きい産業で、日本の成長を支える原動力となる。日本が完成機事業を行う意義は非常に大きく、MRJはまさに日本の航空機産業が大きく飛躍していくためのプロジェクトだ」との談話を発表した。