17日午後11時35分ごろ、大阪府交野市の市道で、男子大学生(19)が運転する車が路上に置かれたコンクリート入りの缶に乗り上げ、弾みで付近の電柱に衝突した。男子大学生と助手席の女子大学生(19)が胸を打ち軽いけがをした。府警交野署は何者かが缶を置いたとみて、殺人未遂容疑で捜査している。
同署によると、缶は直径約30センチ、高さ約36センチの円柱形。のぼり旗などを立てるための長さ約1メートルの柱2本がコンクリートで固定され、横倒しの状態で置かれていた。付近の駐車場で使われていたとみられる。現場は京阪電鉄交野市駅北約400メートルの住宅街。
府内では10月、大阪市住之江区の路上に置かれたコンクリートブロックでバイクが転倒し、運転していた男性が死亡する事件が起き、府警が殺人容疑で捜査している。