相模原市緑区のコンビニで24日、アルバイト店員の宮川一宏さん(61)が刺殺された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同店の経営者、山田誠二容疑者(62)が「金銭上のトラブルがあり、殺すつもりだった」と供述していることが25日、神奈川県警津久井署への取材で分かった。同署は裏付け捜査を進める。
司法解剖の結果、死因は首を傷つけられたことによる失血死だったことも判明した。同署は25日、殺人容疑で山田容疑者を送検した。
同署によると、2人は30年ほど前から付き合いがあり、宮川さんは1年半前のオープン当初から働いていた。山田容疑者は「株の取引で損をさせられ、現金も貸していた」と話しているという。
山田容疑者は24日午前2時15分ごろ、店内で首や腹などを数回刺し、宮川さんは約2時間半後に病院で死亡した。〔共同〕