【ソウル=共同】米国の自由アジア放送電子版は4日までに、北朝鮮東部、元山の葛麻飛行場で、金正恩第1書記の視察が予定された前日の10月6日に爆発物が見つかり、視察が急きょ中止されていたと報じた。平壌の消息筋らの話としている。
韓国統一省報道官は4日、情報の真偽は確認できないと述べた。
同消息筋によると、爆発物は、坑道掘削時に使う200グラムずつ包装された爆薬を100個使い、空港の案内カウンターの天井裏に隠されていた。国家安全保衛部の点検で見つかったという。
別の消息筋は、今月1日の時点で捜査が続いており、同飛行場も正常に運用されていないと話した。