赤い鉄骨だけが残り、ぐにゃりと曲がった非常階段の手すり。下に立つと、見上げなければならないほどの高さがある。津波はこの高さ約12メートルの建物を超えた。津波の恐ろしさを感じるとともに、本当にこの高さまできたのかという信じがたい気持ちもある。
東日本大震災の発生から時がたつにつれ、震災の記憶は薄れていく。復興が進み、津波の恐ろしさを伝える被災建造物はどんどん取り壊されていく。震災から20年後、20…
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