日本電機工業会(JEMA)が21日発表したエアコンや洗濯機など白物家電の11月の国内出荷実績は、前年同月比4.4%増の1674億4200万円だった。前年実績を7カ月連続で上回った。出荷額の大きいルームエアコンと洗濯機が2ケタ増と全体をけん引。電子レンジやヘアドライヤーなど、調理や理容関連機器の好調も下支えした。
品目別では、出荷額が最大のルームエアコンが13.6%増の345億5000万円と5カ月連続の増加、洗濯機は14.6%増の245億2100万円と2カ月連続の増加だった。消費増税後で低調だった前年からの反動も伸び幅を押し上げている。理容関連ではヘアドライヤーが60.3%増と大きく伸びた。
一方、冷蔵庫は8.4%減の255億2700万円になり、7カ月ぶりのマイナスだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕