2020東京五輪・パラリンピック組織委員会は21日、新たな大会公式エンブレムの第2次デザイン審査を開始した。1万超の応募作品から第1次審査を通過した311件を2日間の日程で審査し、100~200件程度に絞り込む。
第2次審査では組織委のエンブレム委員会でデザインに詳しい12人が投票。オブザーバー数人の意見も聞いて通過させる作品を決める。審査の透明性を高めるため、第1次と同様、作業の様子の一部をインターネットでライブ配信した。
組織委によると、来年1月7~9日の本審査で数作品の最終候補を決める。国内外の商標登録を終えた後、インターネット上で募った国民の意見も踏まえ、来春にエンブレムを決定する。