【インスブルック(オーストリア)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は3日、オーストリアのインスブルックでジャンプ週間第3戦を兼ねて個人第10戦(HS130メートル、K点120メートル)が行われ、43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は124.5メートル、119.5メートルの合計236.8点で7位だった。伊東大貴(雪印メグミルク)が120メートル、121メートルの235.8点で8位となった。
葛西は1対1の対戦形式による1回目にグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)に勝って6位につけたが、2回目は飛距離を伸ばせなかった。ペテル・プレブツ(スロベニア)が125メートル、132メートルの269.5点で第9戦に続く今季5勝目、通算11勝目を挙げた。竹内択(北野建設)は18位、作山憲斗(北野建設)は30位。
1回目で敗退した小林潤志郎は36位、栃本翔平(ともに雪印メグミルク)は41位に終わった。