町村信孝前衆院議長死去に伴う4月の衆院北海道5区補欠選挙で、北海道で一定の影響力を持つ地域政党・新党大地の鈴木宗男代表は9日、支援者との会合で、自民党公認候補で町村氏の娘婿の新人和田義明氏(44)を支援すると明らかにした。新党大地として推薦する意向という。
同補選では、和田氏のほかに、民主党北海道連から出馬要請を受けた新人池田真紀氏(43)と、共産党が擁立した新人橋本美香氏(45)が出馬表明。共産党は志位和夫委員長が安全保障関連法廃止に向けた野党統一候補のためには、橋本氏を取り下げることも示唆し、野党共闘の成立の成否が焦点となっていた。〔共同〕