【リオデジャネイロ=共同】J1のG大阪のブラジル人FWパトリックが、2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会を視野に日本国籍取得を検討していることが分かった。ブラジルのメディアが8日までに報じた。
28歳のパトリックは2014年7月にG大阪に加入し、同年の3冠獲得に貢献。昨季はリーグ戦32試合で12得点し、天皇杯決勝では2点を決め2連覇に導いた。「日本にもう2年滞在すれば国籍取得申請ができる。このポジション(FW)で自分のような特徴を持つ選手を探すのは難しい。好調を維持できれば、代表入りは時間の問題だ」と述べた。
J1の川崎、甲府にも所属した点取り屋は、W杯出場に「選手の誰もが抱く夢で、今後のモチベーションになる」と強い意欲を示した。