経済産業省が18日発表した2015年11月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は前月比0.8%低下の103.1だった。低下は2カ月ぶり。経産省は第3次産業活動の基調判断を「一進一退」とし、前月の「持ち直しの動きがみられる」から引き下げた。
指数を最も押し下げたのは生活娯楽関連サービスで3.9%下がった。飲食店、飲食サービス業や遊園地・テーマパークなどが振るわなかった。卸売業や小売業もマイナスだった。一方、事業者向け関連サービスは土木・建築サービス業や機械設計業が上振れし、2.8%のプラスとなった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕