中国最大の自動車部品メーカー、万向集団が電気自動車(EV)などエコカーへのシフトを急ぐ。完成車と部品の生産設備や研究開発に今後10年で2千億元(約3兆6000億円)を投じる方針で、買収した米国企業の技術と大量生産でコストを引き下げ、日本勢や欧米勢に対抗する。大規模投資のリスクは小さくないが、創業トップの魯冠球会長は不退転の決意を固めている。
中国東部の浙江省杭州市の郊外、果物店や雑貨店が立ち並ぶ…
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