キヤノン（7751）の田中稔三副社長は27日に開いた決算記者会見で、東芝（6502）が医療機器子会社・東芝メディカルシステムズの売却を進めていることについて「高収益の会社なので（他社との争奪戦が）非常に過熱している。対応を十分に考えている」と話した。キヤノンも創業から医療機器を手掛けており、同事業が大きくなるための「千載一遇のチャンス」との見方を示した。ただ、売却の話に加わってはいるものの、現状で応札はしていないという。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕