自動車販売会社の業界団体が1日まとめた1月の新車販売台数(軽自動車を含む)は前年同月比4.6%減の38万2876台と、13カ月連続で前年水準を下回った。
登録車は0.2%増の23万7661台と前年並みを維持した。一方、軽自動車は2015年4月の軽自動車税増税直前の駆け込み需要で前年水準が高く、11.6%減の14万5215台と13カ月連続のマイナスだった。
排気量660cc超の登録車は4カ月連続で前年を上回った。トヨタ自動車が15年12月に発売したハイブリッド車「プリウス」の納車が本格的に始まり、寄与したようだ。ただ、日本自動車販売協会連合会は「消費増税後の反動減から抜け出せておらず、本格的な回復とはいえない」と慎重な見方を示した。
総販売をブランド別に見ると乗用車9ブランドのうち、トヨタとレクサス、スズキが前年同月比でプラスだった。