北米向けのレクサス車=トヨタ自動車提供
トヨタ自動車は、運転が安全な人には自動車保険料を安くするサービスを2017年半ばにも米国で始める。通信機器を載せた「つながる車」の運転者から了解を得たうえで、スピードやブレーキの踏み方といった運転データを収集。事故の確率を分析し、保険料に反映させる。
「テレマティクス自動車保険」と呼ばれる商品で、トヨタと、関係が深いあいおいニッセイ同和損害保険は13日、そのための新会社を1日付で米国に設けたと発表した。仕組みを現地の保険会社に提供し、保険料の一部を受け取る。
こうした保険は欧米を中心に普及が進む。あいおいニッセイ同和は昨春、この分野の英国最大手を買収しておりノウハウを生かす。