13日のニューヨーク株式市場は、米国の主要企業の決算内容が好感され、大企業で構成するダウ工業株平均が大きく値上がりした。前日より187・03ドル(1・06%)高い1万7908・28ドルで取引を終え、終値ベースで今年の最高値を更新した。
今週から米国企業の決算発表が本格的に始まった。13日に発表された米金融最大手「JPモルガン・チェース」の1~3月期決算が市場予想を上回り、幅広い銘柄に買い注文が入った。米原油の先物相場は値下がりしたが、1バレル=41ドル台で取引を終え、安定した値動きだったことも株式相場の支えになった。
ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より75・33ポイント(1・55%)高い4947・42で取引を終えた。(ニューヨーク=畑中徹)