制作中の伊勢志摩サミット応援ソングへの思いを語る平井堅さん=16日午後、津市の三重県総合文化センター、小川智撮影
三重県出身のシンガー・ソングライター平井堅さん(44)が16日、完成間近の「サミット応援ソング」を津市での主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)関連イベントで披露した。自らマイクの前で歌う制作現場の映像とともにデモテープで流した。
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曲名「TIME」は歌詞の序盤で、反抗的な幼少期から成長していく様子を表現。平井さんは「自身の人生や、人類が繰り返してきた美しいこと、そうでないことをきっちり描こうと作った」と語った。
完成前の曲を披露するのは「初めてで、ちょっと恥ずかしい」。壇上で一緒に聴いた鈴木英敬知事は「みんなの手がつながっていくイメージ。最高の曲で必ずヒットする」と話した。
平井さんは同県名張市出身で、2月に県がサミット公認サポーターに任命。応援ソングは開催前日の5月25日に発売される予定だ。