石川さゆりさんは手書きのメッセージをホールのロビーに掲示し、義援金を募った=23日、大阪市北区
熊本地震を受け、熊本出身の演歌歌手石川さゆりさん(58)や漫才師海原はるかさん(67)らが23日、大阪市内でそれぞれ、故郷の被災者への募金を呼びかけた。
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熊本地震 災害時の生活情報
中之島のフェスティバルホールで公演した石川さんは「被害の大きさに驚き心配しています」などと記した直筆メッセージをロビーに掲示し、募金箱を設置。親類や知人から被害が広がる様子を聞いているといい、公演では「心が痛い思いでいっぱいです。義援金を持って、早く熊本のみんなの所にいきたいと思います」と語った。
14日の前震と16日の本震ともに熊本市の実家で被災したはるかさんは、相方のかなたさん(68)らと雨の中、道頓堀の角座広場前で寄付金を募った。16日に大阪に戻ったが、「熊本のことが気になって仕方ない。大阪のパワーを、気持ちを、熊本に届けたい」と話す。24日午後2時過ぎごろからも同じ場所に立つ予定という。(山下奈緒子、松本紗知)