全体練習を再開した熊本
熊本地震の影響で練習を休止していたサッカーJ2熊本が2日、熊本市内で全体練習を再開した。
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4月16日未明の本震後、29選手全員がそろっての練習は初めて。練習前には、選手らが円陣になって黙禱(もくとう)。ミニゲームなどで約2時間、汗を流した。
15日の千葉戦からリーグ戦に復帰する予定。しかし自宅などが被害を受け、4選手はホテルに宿泊し、練習に通う日々となる。そのうちの一人、GK畑は「試合まで2週間しかないが、なるべく100%の状態にもっていきたい」。
本拠のうまかな・よかなスタジアムは救援物資の集積所などになっていて試合開催は困難で、22日のホームの水戸戦は、代替地の日立柏サッカー場で開催することも発表された。池谷社長は「柏から協力をいただいた。サポーターにも被災された方がいるので、熊本近県で開催するのも難しいと思った」などと話した。