您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 社会(日语) >> 正文
「分かり合えなくても」 地震で子を失った親同士の交流

写真・図版


熊本地震犠牲者追悼式の前、宮崎花梨(かりん)ちゃんと大和晃さんの遺影を手に話す宮崎さくらさん(左)と大和忍さん=2018年4月14日午前9時43分、熊本県庁、金子淳撮影


写真・図版


写真・図版


熊本県庁で14日に開かれた熊本地震の犠牲者追悼式には、幼稚園に通うのを夢見ていた幼い子や学生生活を送っていた若い命を亡くした親たちの姿もあった。2年の月日に思いをはせながら、遺族らは手を合わせた。


入院していた病院が被災し、転院先で亡くなった熊本県合志市の宮崎花梨(かりん)ちゃん(当時4)の父貴士さん(39)と母さくらさん(39)、阿蘇大橋近くで土砂崩れに巻き込まれ約4カ月後に見つかった同県阿蘇市の大学生大和晃(ひかる)さん(当時22)の父卓也さん(59)と母忍さん(50)。子どもの遺影とともに追悼式の席についた。


2組の遺族はこの日朝、県庁のロビーで開かれていた熊本地震と東日本大震災の写真展を一緒に見た。晃さんが亡くなった現場の写真の前では、大和さん夫妻が状況を説明した。


1年前の追悼式で席が隣になったことをきっかけに交流が始まった。時々、電話で連絡を取り合う。


今年3月25日には、宮崎さん夫妻が阿蘇市の大和さんの自宅を訪ねた。


「同じ年頃の子供を見るだけで、いたたまれなくなる」「平気なつもりでも、何でもないときに涙があふれる」「髪の毛1本、ごみひとつ、『子供の形見かも』と考えてしまい捨てられない」。4人でテーブルを囲むと、それぞれ胸の内に抱えていた思いがあふれた。さくらさんは「子供を亡くした状況は違うので、すべてわかり合えるわけではない。でも、境遇が近い方にお話を伺うと少し楽になる」と話していた。


追悼式の前、さくらさんは「昨日のことのように思い出す半面、もう2年かという思いもある」。忍さんは「いろんなことがあった。まだ2年なんだという感じです」とそれぞれ話した。(大畑滋生、後藤たづ子)


「益城、これからも私の故郷」


「私の支えは地域の方々、同級生や友人、親戚や姉妹との強い絆でした」


14日の犠牲者追悼式で、遺族代表としてあいさつした松野良子さん(61)は振り返った。


ちょうど2年前の14日、熊本県益城町の自宅で、両親と、遊びに来ていた姉との団欒(だんらん)を前震が襲った。16日未明の本震で両親がいた納屋が崩れ、母・ミス子さん(当時84)が亡くなった。


工務店を営んでいた父・健さんが設計・建築した自宅は全壊。父と2人で同県合志市のみなし仮設住宅に移った。妻と家を失った健さんは失意の毎日を送り、昨年7月に86歳で他界した。


地震から逃げたくて、できるだけ遠ざかろうと離れたふるさとだが、両親をみとったあとに芽生えたのは自宅を再建したいという気持ちだった。「家族のよりどころである実家の再建こそが、地震からの復興の第一歩だと思えた」。先月、工事が始まった。


秋に新しい家に戻ったら、母が好きだったオダマキを植え、父がそろえていた雑誌を書棚に並べるつもりだ。家族や親戚と2人の思い出を語り、いろんな人が集まる場にしたいと思う。「これまでもこれからも熊本、益城町が、私の大切な故郷です」


「もう2年」とも、「まだ2年」とも思えない。ただ、みんながそれぞれの震災を、それぞれ乗り越えているように思う。「どうぞ、これからも故郷熊本と私たちをお見守りください」。祭壇にそう呼びかけた。(杉山歩)



新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

中国の若者の輪郭:不動産価格・教育に一番関心あるのは?
中国の若者の輪郭:金融・環境保護に一番関心あるのは?
中国の家電業界にほとばしる新たな活力
成都市で駐車スペースのイラストが流行、依頼料金は千元以上
中国、2020年欧州特許庁での特許出願が過去最多に
女性消費者は何にお金を使っているか?
黄砂が過ぎ去り青空戻った北京 比較写真でその差はっきり
「アバター」が中国で再上映、世界歴代興行収入で首位に返り咲く
中国1-2月の工業付加価値額、実質増加率35.1%に
中国1-2月の社会消費財小売総額、前年比33.8%増の6兆9737億元
中日関係の全体的安定という基本的方向性は変わらない 報告書
習近平総書記が注目した「電気式オンドル」とは?
中国2月の社会融資総量1.71兆元増、M2は10.1%増
国境地帯の雪原を馬に乗りパトロールする人民警察 新疆
6割の業界で女性比率が上昇 新一線都市が女性に人気
大雪が降った四川省で交通整理をして「雪像」になった警察官が話題に
中国米国商会「在中国米企業にとって中国は一番目の投資先」
全人代代表が習近平総書記に「ネコ」の写真2枚を紹介
中国、家族の休暇旅行計画の決定権は7割が妻
武漢大学で桜の花見、1万人が訪れる
溺れた子供を救助し亡くなったタジク族の全人代代表、生前最後の提案が人民大会堂に
中国の国際特許出願件数、世界一をキープ
女性は健康関連消費の絶対的な中心 「女性経済」の中身は?
ユニクロが日本で9%の値下げ発表 中国は値下げの予定なし
中国の太陽光発電、累積設備容量が6年連続で世界一に