世界バドミントン連盟はリオデジャネイロ五輪出場権が決まる5日付の世界ランキングを発表し、日本勢は5種目で六つの出場権を獲得して計9人の代表が決まった。
男子シングルスは27位の佐々木翔(トナミ運輸)が日本勢でただ一人、前回ロンドン五輪に続く2大会連続の代表入り。違法賭博問題を受け桃田賢斗(NTT東日本)がランクから外れたため、日本選手最上位になり五輪への道が開けた。
女子シングルスは5位の奥原希望(日本ユニシス)、11位となった18歳の山口茜(再春館製薬所)が、ともに初の五輪に臨む。
女子ダブルスは金メダルも期待される高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が1位で出場権を獲得。福万尚子、与猶くるみ組(再春館製薬所)は9位で、同じ国・地域の2組目が出場できる8位以内を逃した。
男子ダブルスは昨年の世界選手権銅メダルの早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が代表入り。混合ダブルスは数野健太、栗原文音組(同)が出場する。