アスレチックスを破り、タッチをかわすマリナーズの青木(右)=AFP時事
大リーグは4日、各地で行われ、マリナーズの青木はアスレチックス戦に1番左翼で出場し、六回に犠飛を放って5打数1安打、1打点だった。ソフトバンクから加入した李大浩が3、4号本塁打をマーク。チームは9―8で競り勝った。
レッドソックスの上原はホワイトソックス戦の八回に2番手で登板して1回を無安打、無失点に抑え、5―2の勝利に貢献した。マーリンズのイチローはダイヤモンドバックス戦で出場機会がなかった。
マリナーズ・青木 「結果的にまた1点差(の勝利)。本当に強いチームの勝ち方。こうやって乱打戦になっても勝ってしまうところがいいと思う」
■李大浩、豪快に2発
アスレチックスと合わせて計27安打が飛び交い、拙守も絡んだ点の取り合い。荒れた一戦にけりをつけたのは、マリナーズの李大浩の豪快なスイングだった。
六回に3号ソロを放って5―8と追い上げ、1点差に迫った七回2死二塁の場面でまた打席へ。右腕アクスフォードが投じた内角高めの速球を左翼席へたたき込み、9―8と逆転に成功した。
メジャーで3打点を稼いだのは初めてで、打率も2割8分1厘に上昇。「とにかく試合に勝ってうれしい。どんな状況でも準備は万全にしておきたい」。打順は8番でも存在感は増している。(時事)