「人生でいちばん大きい」というバースデーケーキを食べるサンウルブズの大野
スーパーラグビー、サンウルブズの大野均選手が6日、38歳の誕生日を迎えた。日本代表でもサンウルブズでも最年長選手として存在感を示している大野は「この年までプレーできるとは思わなかったが、まだまだ若い選手とやっていきたい」と意欲を新たにしていた。
公式戦を翌日に控えたこの日、秩父宮で練習があった。チームから用意された縦40センチ、横60センチの特大ケーキで祝福されると、「人生でいちばん大きいケーキ。うれしい」と笑顔を見せた。世界トップレベルでプレーを続けられる長寿のひけつについて、大野は「気負わず、オンとオフでしっかり気持ちを区切ること」と語る。
今季から参入したサンウルブズは4月23日の秩父宮での試合で、8戦目にして待望の初勝利を挙げた。7日は秩父宮で初勝利以来の試合となるウエスタンフォース戦がある。「(前の試合で)ホームでプレーできる幸せを感じた。もう1回ホームで勝ちたい」と秩父宮での2連勝に意欲を見せていた。