月刊誌「WiLL」を発行する出版社内に侵入したとして、警視庁は、自称東京都港区浜松町2丁目、職業不詳の松田晃平容疑者(24)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕し、発表した。
公安部によると、松田容疑者は4日午後10時45分ごろ、千代田区五番町のビル4階にある出版社「ワック」に、入り口ドアのガラスを割って侵入した疑いがある。床に黒いペンキがまかれ、消火器を噴射した跡があった。
松田容疑者は自ら110番通報し、「記事の内容が不敬だった」と述べ、容疑を認めているという。右翼団体「大日本愛国団体連合時局対策協議会」の理事を名乗り、動機となった記事について、WiLL6月号に掲載された対談「いま再び皇太子さまに諫言(かんげん)申し上げます」を挙げているという。