競馬のGⅠ第21回NHKマイルカップは8日、東京競馬場の芝1600メートルに3歳馬18頭が出走して行われ、単勝1番人気のメジャーエンブレムが優勝した。牝馬(ひんば)の優勝は9年ぶりで史上4頭目。クリストフ・ルメール騎手、田村康仁調教師はともに、このレース初制覇だった。
■桜花賞の雪辱を果たす
1番人気に支持された桜花賞の雪辱を果たした。桜花賞は得意の逃げ戦法に持ち込むことができず、不完全燃焼の4着に終わった。この日はルメール騎手、田村調教師とも「行けたら行こう」と逃げるつもりでレースに臨み、その通りの結果を出した。優勝タイムは歴代の優勝牝馬(ひんば)では最速。ルメール騎手は「これからももっとGⅠレースを勝ちたい」と話した。