男子シングルスの佐々木(後列左から2人目)らバドミントンのリオデジャネイロ五輪代表選手たち
リオデジャネイロ五輪のバドミントン日本代表選手に選ばれた9人が9日、東京都内で記者会見した。男子シングルスは、違法賭博問題で日本協会の処分を受けた桃田賢斗(NTT東日本)が世界ランキングから外れたため、世界ランキング27位の佐々木翔(33)=トナミ運輸=が日本選手最上位となり、2大会連続2回目の五輪出場。9人のうち唯一の五輪経験者で、ロンドン五輪の男子シングルスでは日本初の8強入りを果たした佐々木は、「いろいろあったが走り出すしかない。周りが変わっただけで、自分は変わっていない。複雑に考えてもいけない。自分らしいプレーをすることだけを考えている」と話した。
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女子ダブルスで世界ランク1位の高橋礼華(あやか)(26)=日本ユニシス=は「あこがれていた五輪の舞台に立てるのがうれしい。出るだけではなく、金メダルを目指して残り3カ月調整したい」。今年の全英オープンを女子シングルスの日本勢として39年ぶりに制した奥原希望(のぞみ)(21)=日本ユニシス=も「最高の舞台で自分らしいプレーをして、頂点に立てるようにがんばりたい」と意気込みを語った。