日馬富士(手前)を寄り切りで破った逸ノ城=竹花徹朗撮影
(10日、大相撲夏場所3日目)
久々に見る光景を逸ノ城は目に焼き付けた。勝ち名乗りを受ける頭上に座布団が舞う。
日馬、逸ノ城に寄り切られ1敗目 大相撲夏場所3日目
どすこいタイムズ
「久しぶりだな。これが結びかと」。1分半を超える大相撲の末、横綱日馬富士を寄り切り、2015年春場所以来の金星。支度部屋では大粒の汗をぬぐいながら余韻に浸った。
「とにかく下がらないで残そうと思った」。逸ノ城が勝因に挙げたのが立ち合いだ。張り手やのどわを繰り出す横綱の攻勢を土俵際でしのいだ。「今までは押されると、すぐに引いたり、下がったりした」