テニスのマスターズ大会、イタリア国際は13日、ローマで行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング6位の錦織圭(日清食品)は同15位のドミニク・ティーム(オーストリア)を6―3、7―5で下し、準決勝に進んだ。錦織は初の4強入りで、準決勝では同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
第1セットに錦織は1―3から5ゲームを連取。第2セットは5―5から相手のサービスゲームをブレークして押し切った。ジョコビッチは準々決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に7―5、7―6で競り勝った。
錦織圭 「なかなか主導権を握れず、我慢しながらプレーした。難しい相手だった。危ないながらも、しっかり勝てたのはよかった。(右股関節は)第2セットの初めに痛みを感じた。ジョコビッチには先週、いいプレーができているので、体調さえ戻れば(勝つ)可能性のある試合ができると思う」(時事)