「デンジャラス」のノッチさん=西田裕樹撮影
黒人初の米国大統領となったオバマ氏の人気は日本でも広がった。世界の注目を集めた就任式から7年4カ月。残りの任期が1年を切ったオバマ氏の広島訪問を「ゆかりの人たち」はどうみているのか。
■「平和記念公園行って衝撃受けた」
オバマさんのものまねも8年目。「イエス、ウィーキャン(やればできる)」「チェンジ!(変革を)」というオバマさんのフレーズを世界中の誰よりも言ってきたと思っています。
オバマさんが大統領選の民主党候補になる前、嫁さんが「似ている」って。ブログに写真をアップしたら雑誌やスポーツ新聞から取材され、テレビ番組の企画で選挙の真っ最中のオバマさんにアポ(約束)なしで会いに行きました。
もちろん会えませんでしたが、大統領選前の10万人集会の演説後、僕の近くまでオバマさんが来た。「マイネーム・イズ・オバマ!(私の名はオバマ)」と声をかけたら「ユー・アー・オバマ(君はオバマだ)」って。それからです。「公認のものまね芸人」を名乗るようになったのは。
おかげで僕の知名度も上がり、米国ロケに行かせてもらったり鎌倉で抹茶アイスをもらったり……。そういう恩恵を受け、感謝しています。僕の人生も「チェンジ」しました。髪形もずっと一緒。嫁さんの厳しい食事管理のもと、太らないようにする苦労もありましたが。