就職活動中の学生への思いを語る、ジャパネットたかた創業者で前社長の高田明さん=長崎県佐世保市の同社本社
■就活する君へ
ジャパネットたかた創業者・高田明さん(67)
特集:就活ニュース
――1月まで25年間、番組で商品を売ってきました。何を支えに続けてきたのですか。
「商売ですから、やらないといけないという使命感があります。ビジネスに真摯(しんし)に向き合い、どう皆様に感動を伝えていくかを日々、考えてきました」
――ご自身はどんな学生でしたか。
「大学生だった20歳前後の時には、特別こうなりたい、というものはありませんでした。英語が好きで、それだけは真面目に勉強しました。最初に入った機械メーカーでは欧州に約8カ月間駐在しました」
――その後、会社を退職し、家業のカメラ店を手伝い始めました。
「カメラ店ではプリント、カメラ販売、撮影と写真に関する仕事は色々と経験しました。その後、ラジオショッピングをやったら面白いと感じました。素晴らしい商品を広く伝えたいと考えて、テレビ通販、ネット通販と続きました。やり続けていると、次の課題を発見できます。売上高1千億円超になったのは、情熱を持ち続けた結果なのです」
――これまでの経験から、若い人にどんな言葉を贈りますか。