3月に全面改訂した枚方市の市勢要覧
「マイカタちゃいます、枚方(ひらかた)です。」と表紙で大阪府枚方市を自虐的にPRした市勢要覧に、異例の人気が集まっている。今年3月に4年ぶりに改訂し、市出身でひらかたパーク「園長」も務めるV6の岡田准一さんがコメントを寄せた。全国各地から問い合わせや郵送依頼が相次ぎ、枚方の知名度向上に貢献している。
市勢要覧の表紙をめくると、「枚方大好き!」の見出しとともに、岡田さんの写真とコメントが掲載されている。「古墳や土手で遊ぶのが大好きでした」「枚方の代表という気持ちで東京での仕事を頑張っています」としたうえで、「僕が大好きな枚方に訪れてみて下さい」と訴える。
市広報課によると、今回の要覧のターゲットは、枚方を知らない、転居や転住を考えている人。これまでの施策紹介が中心でなく、大阪と京都の中間にある枚方の便利さや楽しさを打ち出した。市内の商業施設「くずはモール」「枚方T―SITE」、ひらかたパークなどをPRする。若い世代向けに、教育や子育て情報も盛り込んだ。
漫才コンビ・ハイヒールのリンゴさん(市出身)やタレント森脇健児さん(同)、キャスターの辛坊治郎さん(市在住)ら著名人もメッセージを寄せた。