アマチュアボクシングを統括する国際ボクシング協会(AIBA)は1日、スイスのローザンヌで臨時総会を開き、8月のリオデジャネイロ五輪に全てのプロボクサーが参加できるようにする規定の改定案を賛成多数で可決した。AFP通信が報じた。AIBAは2013年に独自のプロ団体を設立し、その所属選手にランキングに応じてリオ五輪出場権を与えているが、今回の改定でプロ選手に全面開放する形となる。 五輪出場に興味を示すプロボクサーがいる一方で、批判の声も多い。日本ボクシング連盟は日本のプロ選手の参加を認めない方針で、山根明会長は「アマチュアは教育の一環で、プロは事業。練習もルールも違う」と話している。 プロ側も世界ボクシング評議会(WBC)は、アマ選手の安全面などから反対の姿勢を示している。3月には各階級の世界王者とランキング15位までの選手が参加した場合は追放すると発表した。 リオ五輪の予選はすでに大半を終えていることもあり、プロ選手が参加することは現実的に厳しいと見られている。(時事) |
プロボクサー、リオ五輪OKに 日本は参加認めない方針
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