優勝を決めて喜ぶ辻⑭ら東芝の選手たち=西畑志朗撮影
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(5日、バスケットボールNBL)
3点差に迫られた試合終了の27秒前。東芝の辻が3点シュートのラインでパスを呼んだ。24秒以内にシュートを打たなければならない攻撃の制限時間は残り1秒。「(パスを)もらったら打つことだけ考えていた」。見事に沈め、優勝争いに決着をつけた。
2連敗を喫し最終戦にかけるアイシンは序盤から気迫にあふれていた。守備では激しいプレッシャーをかけ、球を持てば果敢にゴールを狙った。だがその気負いが勝負を分けた。苦し紛れのシュートはなかなか決まらない。終盤で主力2人が5ファウルで退場した。