リオデジャネイロ五輪ボート軽量級の日本代表(左から冨田、大石、大元、中野)=埼玉県戸田市
ボートのリオデジャネイロ五輪の代表選手が15日、埼玉県戸田市内で練習を公開した。
大元・中野組、大石・冨田組を初選出 ボート五輪代表
日本勢は、男女とも軽量級ダブルスカルで1組ずつ出場する。男子の中野紘志(新日鉄住金)大元英照(アイリスオーヤマ)組は、4月のアジア・オセアニア予選で2位に入り、五輪出場を決めた。大元は「五輪の決勝に行くために、世界との差を埋めたい」、中野は「メダルを持ち帰って、多くの人に喜んでもらえる景色が見たい」と語った。
女子は、大石綾美(中部電力)冨田千愛(明大大学院)組がアジア・オセアニア予選で1位。大石は「ボート競技を多くの人に知ってもらうため、良い成績を残したい」と話し、冨田は「本番までの時間は少ないが、2人でコミュニケーションを取って、連係をさらに高めたい」と話した。