JR九州は24日、熊本地震の影響で不通が続いている豊肥線の肥後大津(熊本県)―豊後荻(大分県)間のうち、阿蘇(熊本県)―豊後荻間で7月9日に運転再開すると発表した。地震以降、運休している「九州横断特急」(熊本―別府)を阿蘇―別府で1日6本運転し、大分方面から阿蘇へのアクセスが大きく改善する。
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部分再開する九州横断特急は全席自由席。阿蘇と、2駅大分側の宮地の間は在来線扱いで、特急料金はかからない。普通列車も大分から宮地まで、通常ダイヤ通りに1日10本運転する。一方、土砂崩れで線路の一部が流された立野―赤水を含む熊本県内の阿蘇―肥後大津間は復旧のめどがたっていない。