(1日、広島6―2DeNA)
広島の勢いを象徴するかのような打球が2度、青色のDeNAファンで埋まった右中間スタンドに飛び込んだ。五回。松山が低めの球をすくい上げ、鈴木は高めに来た140キロを最前列へ。試合を決定づける2者連続の本塁打だ。
「完璧」と自画自賛した松山は1ボールから、鈴木も2ボールから、DeNAの井納がカウントを取りに来たファーストストライクを狙った。「2ボールから積極的にいった。つなぐ意識が良い結果につながっている」と鈴木。3試合連続の決勝本塁打を打つなど売り出し中の21歳らしい積極性が、この日も光った。九回は先頭のルナも初球にアーチをかけた。
派手な一発だけでなく、好調な…