サッカーの明治安田生命J1は2日、第2ステージが始まる。国際的に6月から適用されている新ルールがJ1にも導入される。主な変更点は、得点機会での反則だ。
自陣ペナルティーエリア内の相手の得点機会で反則した選手は、これまで退場だったが、今後は原則的に警告。このケースは、PK、退場、出場停止の「三重罰」が重すぎると考えられていた。
GK以外の選手が手を使った反則の場合や、得点機会でなくても退場になる反則の場合、ペナルティーエリア外の得点機会の反則は、これまで通り退場となる。日本サッカー協会の小川審判委員長は「1対1の場面でGKが、思い切って防ぎに行けるようになるのではないか」とルール変更の影響を予想している。