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柿の木、パパからの贈り物 日航機事故の遺族が絵本

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-7-14 20:23:51  点击:  切换到繁體中文

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夫の正勝さんが自宅の庭に植えた柿の木と谷口真知子さん=大阪府箕面市


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1985年の日航ジャンボ機墜落事故で夫の正勝さん(当時40)を亡くした谷口真知子さん(68)=大阪府箕面市=が事故をテーマにした絵本「パパの柿の木」を出版する。命日の1カ月前の12日、墜落した群馬県上野村の御巣鷹の尾根に登り、墓標に報告した。


特集:日航ジャンボ機墜落事故


慰霊登山は事故翌年に始め、今回で32回目。約30分かけて山道を登り、墓標の前で、絵本で生前の家族だんらんを描いたページを開いた。「懐かしいね。楽しかったね」と話しかけた。


事故機が接触して山肌を削った「U字溝」は徐々に樹木に覆われてきた。「長い時間がたったけど、下山の時は今でも主人だけを置いて帰る気がして寂しくなります」


85年8月12日、羽田発大阪行きの日本航空123便が墜落し、乗客・乗員520人が死亡した。正勝さんは上司の葬儀で上京した帰りで、ズボンのポケットから「子供よろしく」と書かれた遺書が見つかった。


息子2人と残された家族が立ち…




 

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