Jリーグが2017年以降の放送権のメイン契約先として、スポーツのデジタルコンテンツ事業を国際展開するパフォーム・グループ(本社・英国)、国内の配信を担当するNTTと、10年間の長期契約を結ぶことがわかった。19日の理事会で決まった。複数の関係者によると、放送権料は17年が160億円(推定)で26年に向けて段階的に増額され、1年当たりの平均額は約200億円に達する。Jリーグは07年から10年間にわたってスカパーJSATを主体に契約してきたが、パフォームと契約することで、放送形態もインターネット配信中心に変わりそうだ。
パフォームはサッカーのイングランド1部リーグや米プロバスケット(NBA)などの放送権を持ち、配信している。Jリーグの地上波を含めた年間合計額は約50億円だったが、新たな契約では3倍を超える過去最高額になる。
テレビ中継は従来通り、NHKやTBSで放送される見通しで、スカパーが放送を続けるかどうかは今後の交渉次第となる。
パフォームは日本国内に中継す…