ドイツ南部ビュルツブルクで18日夜、アフガニスタン出身の難民の少年(17)が走行中の列車内でおのやナイフで乗客に襲いかかり、少なくとも4人が重傷を負った。少年は停車後に逃げようとして、警察の特殊部隊に射殺された。地元バイエルン州の内相は19日、少年の自宅から過激派組織「イスラム国」(IS)の旗が見つかったと明らかにした。
独メディアによると、IS系列の通信社とされる「アマク」が「襲撃した男はISの戦士だった」と伝えているという。少年が犯行時に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという。
ドイツ当局は19日、記者会見し、アフガニスタンで友人が殺害されたことを少年が知り、異教徒への復讐(ふくしゅう)のために無差別殺人を計画した疑いがあるとの見方を示した。少年の遺書のようなものも見つかったという。
フランス南部ニースで14日に…