赤穂市立民俗資料館で開催中の「ビートルズ来日50周年記念展」=兵庫県赤穂市
ビートルズ来日から50年の今年、全国で様々な関連企画が相次ぐ。バンドとゆかりのない兵庫県赤穂市が、なぜか熱い。市立民俗資料館で記念展が開かれ、民間の常設展示もある。ひとりのコレクターの存在が、赤穂を「ビートルズの街」に変えつつある。
きっかけは、熱心なファンの岡本備(そなう)さん(65)が2年前、約2万点に及ぶコレクションとともに東京から故郷の赤穂にUターンしたこと。引っ越し後、これまで部屋で眠っていたコレクションを生かす企画を次々と考えた。
今年5月には市内の空き店舗を利用した「ビートルズサロンGLASS ONION(グラスオニオン)」をオープン。また、市立民俗資料館では8月30日まで、「ビートルズ来日50周年記念展」が開かれている。
記念展は、ビートルズファンの…