小中学校の道徳が2018年度から順次教科に格上げされるのを受け、文部科学省の専門家会議は22日、子どもを評価する方法についての報告書案を了承した。評価のポイントとして「自分と違う意見を理解しようとしたこと」などを挙げ、子どもがどれだけ成長したかを授業中の発言や感想文などをもとに把握。他の子と比べず、数値ではなく記述式で評価する。
報告書案は、スピーチや発表などで内面を把握する工夫もあると提案。発言や文章表現が苦手な子どももいるため、教員や他の子どもの話を聴く様子にも着目するよう求めた。
評価のポイントでは「道徳的価…