「地形図や古地図もたくさんいれ、興味深くしました」と話す梅林秀行さん=中京区
地面の高低差に隠された古都の秘密を探る――をモットーにした本「京都の凸凹(でこぼこ)を歩く」がベストセラーになっている。
著者はNPO法人「京都暮らし応援ネットワーク」理事の梅林秀行さん(42)。街歩きが大好きで、京都をガイドする市民グループ「まいまい京都」の案内人も引き受けている。
名古屋生まれだが、2004年に京都に住むようになってから、街並みの中にデコボコが目立つことに気付いたという。
例えば、東山区の「四条大和大…