相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡した事件で、殺人などの容疑で送検された元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)が、事件後に神奈川県警津久井署に出頭するまでの途中で、コンビニエンスストアに立ち寄っていたことが捜査関係者への取材でわかった。洋菓子などを購入していたという。
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捜査関係者によると、植松容疑者は7月26日午前2時ごろに園の建物に侵入し、午前2時50分ごろに園を出たとされる。自分の車を運転して園から東に約7キロ離れた津久井署に向かい、午前3時過ぎに出頭した。
この道中で、幹線道路沿いにあるコンビニに立ち寄り、エクレアなどを購入。血の付いた紙幣で代金を支払ったという。署に乗り付けた車の中には、食べかけのエクレアが残されていた。