1995年度のライスボウルで松下電工を下し、4度目の日本一に輝いた京大の選手たち
過去4度の日本一に輝いている京都大学アメリカンフットボール部が今月中旬にも一般社団法人設立の申請をすることが1日、分かった。大学スポーツ界に一石を投じる取り組みといえそうだ。
これまでは資金面でOB会費や後援会費に頼っていた部分が大きかったが、法人化することで経理・財務面の透明化を図り、企業とのスポンサー契約締結や寄付金集めにつなげたい考えだ。長期的な自主財源を獲得し、これらの資金を指導者の雇用やクラブハウスの整備、選手強化にあてる狙いもある。法人として登記されると、団体名義で銀行口座が開設できる。
京大アメフット部が設立するのは非営利型の一般社団法人で、代表理事には部のゼネラルマネジャー(GM)を務める三輪誠司氏が就く予定。一般社団法人は社員2人から設立し、法人も社員になれる。対外的な信用を最大限に高める狙いもあり、「国立大学法人京都大学」が社員に名を連ねる。
京大アメフット部はスポーツ推…