11日、タイ中部ホアヒンで起きた爆発事件の現場。ソーシャルメディア上に投稿されたビデオ映像から=ロイター
タイ中部のリゾート地ホアヒンで11日夜、爆弾2発が相次いで爆発し、地元警察によると、タイ人女性1人が死亡、外国人を含む21人が負傷した。ホアヒンは王室の保養地として有名で、外国人観光客にも人気がある。
地元メディアなどによると、バーなどが立ち並ぶ繁華街で11日午後10時(日本時間12日午前0時)ごろ最初の爆発があり、約20分後に50メートルほど離れた場所で再び爆発があった。いずれも植木鉢に爆弾が仕掛けられており、携帯電話を使って起爆したとみられるという。
地元警察幹部によると、負傷者のうち少なくとも9人が欧州などからの外国人。日本外務省によると、これまでのところ、日本人が巻き込まれたという情報は確認されていない。
ホアヒンには王室の宮殿がある…